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ファッション

Apple Watch 一強に「待った!」

アップルファンも選んだ、ガーミンのスマートウォッチがいい!

author: 山下 達也date: 2022/07/08

驚異的なペースで拡大を続けるスマートウォッチ市場。しかし、その市場は「Apple Watch」一強です。でもそれは本当に「正解」なのでしょうか? 筆者はけっこうなアップルファンである自覚があるのですが、それでもスマートウォッチは別のメーカーのものを使っています。そこには決定的かつ、明確な理由があるのです。私がApple Watchじゃダメな理由、聞いてください。

ガーミンを選んだのは実質無限に使えるから

MM総研の最新の調査によると、スマートウォッチの国内シェア1位はアップルの約54.5%。2位のFitbitが約18.4%とのことなので、スマートウォッチにおいてアップルはiPhone以上に圧倒的なシェアを誇っているということになります。いや、実際よくできてると思うんですよ、Apple Watch。私も初代モデル以降、何世代かおきに購入していて、その使いやすさには感心しています。

ただ、そんな私が最終的に選んだスマートウォッチは国内シェア3位(約7.8%)のガーミンでした。現在はその最新フラッグシップモデル「fenix 7 Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC(以下、fenix 7 DP)」を使っています。

なぜか? 理由はシンプルにバッテリーのもち。Apple Watchはどんなに頑張っても2日も電池が持ちませんが、「fenix 7 DP」は一度の充電で約2週間程度利用可能(どちらも筆者実測)。というか、お風呂に入っている10~20分程度の間に充電してあげれば実質永久に、“ほぼ24時間着けっぱなし”で生活できるのです。

しかも「fenix 7 DP」は、ソーラー充電機能付き。あくまで補助的なものではあるのですが、太陽光の下ではバッテリーの消費をより抑えることが可能です。

24時間着けっぱなしで日常をより正確に分析

そして、24時間着けっぱなしにするとスマートウォッチならではのライフログの価値が爆上がり。活動ログから睡眠ログまでみっちり取得できるようになります。たとえば私はここ数年、眠りが浅いことに悩まされていたのですが、ライフログを参考にいろいろ試してみたところカフェインの摂りすぎ(コーヒーとお茶の飲み過ぎ)が原因と分かり、一気に症状が改善しました。

ガーミンのスマートウォッチには、Body Batteryという身体的エネルギーをスコア化する機能があるのですが、カフェイン摂りすぎ時代(写真上)と現在(写真下)の違いは歴然です。どちらも1時過ぎくらいに布団に入り、8時くらいに起きた日のものなのですが、ストレスレベルを示す色つきのバーの表示が全然違ってます。

ちなみにわかっちゃいたのですが、アルコールの飲み過ぎも睡眠にものすごい悪影響を及ぼすことがガーミン生活ではっきりしました。この日は泥酔して倒れ込むように8時間くらい寝たのですが、ボディーバッテリーは1ポイントも回復していません。これはひどい……。

ビジネスマンにも人気のガーミン

このほか、「fenix 7 DP」では心拍数や呼吸数、歩数、血中酸素飽和度(SpO2)などさまざまな情報を取得可能。24時間モニタリングし続けられるので、自分の生活様式を見直したいというBeyond世代の皆さんにとって心強いパートナーになってくれるはずです。

なお、「fenix 7 DP」はガーミンのハイエンドモデルということもあって基本機能も盛りだくさん。タッチ操作にも対応する常時表示可能な反射型液晶ディスプレイや、しっかり操作したいときに便利なボタンインターフェイスなどその使い勝手は王者Apple Watchに決して負けていません。もちろん通知や音楽操作など、スマートフォンとの連携機能も一通り搭載しています。

ちなみにガーミンと言えばアウトドア派御用達ブランドとして知られており、実際、「fenix 7 DP」も高性能なGPS機能や地図機能などが売りとなっているのですが、最近は特にアウトドア趣味のないビジネスマンにも支持されているのだとか。というか、運動不足の働き世代こそ、ガーミンのスマートウォッチで健康管理するべきでしょう。

バンドデザインも多彩に用意されているので、仕事中はメタルバンド、休日はレザーバンドといった使い分けも楽しめます。バンドの付け外しもクイックリリース機構で素早く行えます。

なお、私は自宅では柔らかいナイロンバンドを愛用。24時間着けっぱなしにしていると、どうしても肌が荒れてしまいがちなので、少しでも優しい肌触りのバンドを用意してあげるのが長く身に着け続けるコツです。

ちょっとした擦れなどもジワジワと肌にダメージを与えるので、無段階に長さを調整でき、しっかりフィットさせられるマジックテープ式のものがおすすめですよ。サードパーティ製のバンドも充実しているので、ぜひ自分の腕にピッタリのものを見つけてください。

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デジタルグッズライター
山下 達也

ジアスワークス有限会社所属。「デジタル」が世の中に浸透し始めた90年代後半から、さまざまな情報誌・オンラインメディアで、PC、カメラ、スマートフォン、AV機器など、幅広いデジタル機器を紹介してきた。近年はサブカルチャーやテクノロジーなどの分野でも活動中。合理性、機能性だけでは説明できない“トキメキ”のあるガジェットをこよなく愛する。
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