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お酒を飲んだら、次の日起き上がれなくて詰んだ

墓場まで持ってくほどじゃない失敗談|マルチアーティスト・Mega Shinnosukeの場合

author: Mega Shinnosukedate: 2024/11/09

表舞台で活躍するあの人に、墓場まで持っていくほどじゃない失敗談を聞いてみよう。誰もがちょっとした失敗をしていると分かれば、心の中のモヤモヤも少しは晴れてくれるはず。

今回、失敗談を教えてくれたのは、マルチアーティストのMega Shinnosukeさん。大切な予定に支障をきたしてしまった、お酒にまつわるやらかしエピソードとは?

Mega Shinnosuke

​​2000年生まれの23歳。福岡育ち。2019年4月より東京在住。作曲、作詞、編曲、アートワーク、映像製作プロデュースを全て自身で行う。2017年秋よりオリジナル楽曲の制作をスタート。2019年6月に1st E.P.「HONNE」をリリース。その後も配信シングルをコンスタントにリリースし、2021年FUJI ROCK FESTIVAL’21に出演。毎年数々のイベント、フェスに出演している。また、菅田将暉が歌う『星を仰ぐ』の作詞、作曲を担当するなど、数々のアーティストへの楽曲提供、客演の参加も行なっている。

YouTube:@megashinnosuke3387
X:@MegaShinnosuke
Instagram:@megashinnosuke

お酒を飲んだらぐっすり眠れると思った

あの日は気持ち悪すぎて立てなかったんですよ。「脱水ってこわい。まじで気をつけよう」って思いました。

考えすぎ病の僕にとって、お酒は“思考を緩めるもの”なんです。考えすぎって言っても、悩みとかじゃないですよ。頭の回転がはやいから、常にいろんなことを同時に考えてる、みたいな。ずっと喋ってるし、結構ギャグも言うし、比較的ボーッとしてるのは音楽を聴いているときぐらい。だからお酒を飲むと、脳が萎縮されて「最高!」って感じなんです。

20歳を過ぎて、すぐお酒に目覚めました。当時は下北沢で週8とかで飲んでましたね。同世代と飲めるのが、とにかく楽しかったんです。

お酒を好きになるのは、生まれた瞬間から決まっていたと思います。九州男児だし、お父さんもかなり飲むし。小学生の頃、お菓子を買ってもらうときも、ビールの絵が描かれたクラッカーを選んでましたから。それで両親に「将来は酒飲みだね」とか言われて、もはや運命ですよね。

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やらかしたあの日もお酒を飲んでいたんです。1年前ぐらいかな。ライブのメンバーと曲を制作していて、「やっと終わったし飲もう」ってメンバーが言いはじめて。たまたま友達が置いて行った日本酒があったんで、さっそく開けましたね。ちなみに次の日はライブのスタジオ練習日でした。

実は僕、普段から睡眠薬を飲んで寝てるんです。夜型だし、いろいろ考えちゃうから頭が冴えて眠れなくて。その日もスタジオ練習に備えて睡眠薬を飲もうと思ったんですけど、お酒と一緒に飲むのはよくないじゃないですか。だったら「もう飲めない」ってくらいお酒を飲んで寝ようと思ったんです。練習も昼からだし、ひたすら飲んでぐっすり寝て行けばいいやって。

お酒は日本酒からはじまって、ストロングゼロ2缶とハイボールを飲みました。でも僕、お酒が強すぎて、それだけ飲んでも余裕だったんですよ。だからテキーラをコップ1杯分、ロックで飲みました。普段は飲まないけれど「イェーイ」って。そしたら潰れましたね。あの日は、ハリーポッターを観ながら飲んでたんですけど、髭もじゃのおじさんが出てきたのが最後の記憶です。

遅刻して怒られたけど、やっぱりお酒は必要な存在

朝起きたら、練習がギリギリはじまるぐらいの時間でした。ダッシュでタクシーに乗れば間に合ったんですけど、そもそも立てなかったんですよ。たぶん、脱水してたんだと思います。人生で初めて、二日酔いみたいになりました。

すぐにスタッフの人に「立てないです」って連絡をして、経口補水液を買ってきてもらいました。それを飲んで3時間ぐらいしたら復活したので、急いでスタジオに向かって。到着した途端、「みんなにちゃんと謝ってください」ってマネージャーに怒られましたね。

そこからはお酒で遅刻とかはしてないです。プライベートでベロベロに酔っ払って、好きなアーティストに怒られて、号泣したことはありますけど(笑)。仕事で大きな失敗はしてないんじゃないかな。

あ、でも最近、ライブ前にお酒を飲むなって怒られます。僕的には、ビールとかハイボールを1缶ぐらい飲んだ方が、無理にテンションを上げなくて済むんですけど。いい意味で「盛り上げなきゃ」って気持ちがなくなるというか。

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ライブって、緊張が「楽しい」を追い越すまでに少し時間がかかると思うんです。イメージとしては、クラスに初めて足を踏み入れた感じ? お客さんもアーティストも、相手の様子をうかがう時間がある気がして。

だから僕も、初めから変に盛り上げたくないというか。等身大なままステージに立って、お客さんと同じタイミングで高揚していきたいんです。その方が盛り上がると思うし。

僕がニュートラルであり続けるためにも、お酒ってやっぱり必要な存在です。最近は飲みすぎで太ってきてるので、対策しなきゃですけど(笑)。今後も脱水はしない程度に、お酒を楽しもうと思います。

Text&Edit:しばた れいな


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Mega Shinnosuke

2000年生まれの23歳。福岡育ち。2019年4月より東京在住。作曲、作詞、編曲、アートワーク、映像製作プロデュースを全て自身で行う。2017年秋よりオリジナル楽曲の制作をスタート。2019年6月に1st E.P.「HONNE」をリリース。その後も配信シングルをコンスタントにリリースし、2021年FUJI ROCK FESTIVAL’21に出演。毎年数々のイベント、フェスに出演している。また、菅田将暉が歌う『星を仰ぐ』の作詞、作曲を担当するなど、数々のアーティストへの楽曲提供、客演の参加も行なっている。
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