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狭いキッチンでも広々使える!

ニトリの410L薄型冷蔵庫は「整理しやすさ」と「コスパ」が魅力

author: 伊森ちづるdate: 2026/01/07

冷蔵庫を選ぶ時に大切なのは、設置のしやすさです。特に対面キッチンの場合、通路幅を確保するために「奥行き」が重要になります。今回ニトリが発売した「410L 4ドアファン式冷凍冷蔵庫(TL2G01)」は、奥行約59cmの薄型設計が特徴です。実際に対面キッチンに設置して使用し、どのような人にオススメか検証しました。

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410L 4ドアファン式冷凍冷蔵庫(TL2G01)

○定格内容積:全定格内容積/410L、 冷蔵室/273L、冷凍室/137L
○価格:99,900円(税込)
○年間消費電力量:267kWh/年
○本体サイズ:幅753mm×奥行590mm×高さ1,900mm
○カラー:シルバー、ホワイト(1月下旬発売予定)
○年間電気代目安:7,210円

製品の特徴は、引き出し式の「クリア6BOX冷凍庫」を備えるほか、「急冷蔵」「急冷凍」モード、自動製氷機能を搭載している点です。さらに5年間の無償保証付きで、使い勝手にこだわった容量410Lの観音開き(フレンチドア)式冷凍冷蔵庫です。

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奥行きが薄くて通路が確保しやすい

筆者は家族4人で暮らしていますが、お弁当が必要な人はいないため、食材は平日の2食分と休日の3食分を用意しています。買い物は週に1度ネットスーパーを利用するほか、足りない食品を買い足すスタイルです。作り置きは週のはじめに3、4品用意することが多く、食材を大量にストックするよりは、1~2週間で食べきる分を買っています。

以前使っていた冷蔵庫は片開きドアで、野菜室・冷凍室が引き出しのタイプでした。食材を取り出したり探したりする時に、冷蔵庫の向かい側にあるガスコンロのスイッチを誤操作してしまうことがあり、コンロのロックが欠かせませんでした。本機は薄型かつ観音開きのため、コンロのスイッチに触れることなく食材の出し入れができて安心です。

また筆者は右利きなので、よく使う食品は右側にまとめて収納しました。こうすることで片側の扉を開ければすぐに取り出せるため、冷蔵室や冷凍室を開ける時間が短くなったと感じています。

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扉を開けても通路に余裕があります

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薄型なので奥まで見渡しやすいです

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ドアポケットには2Lのペットボトルが入るほか、背が低い瓶の調味料などをいれるポケットもあり。卵ケースは棚の上に置いてもいいし、ドアポケットに置いてもOK

奥行きが59cmなので、庫内の奥まで手が届きやすく、全体を見渡しやすいため、食材を探す回数も減りました。これは他の家族が使う時にも効果的です。以前はアイスクリームを探すのに長時間冷凍室を開けっ放しにすることもありましたが、本機ではどこに保存しているのかが一目でわかるため、冷凍室を開ける時間が短くなり省エネにつながっています。

一点、奥行きが薄い分、幅753mm・高さ1900mmと縦横に大きくなるため、身長155cmの筆者では一番上の棚の奥まで手が届きません。ただ、庫内が明るくガラス棚で見通しが良いため、下からでも最上段の食材を確認でき、食材が迷子になることはないと感じました。

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温度帯が変えられる切替室

冷蔵室の中には、透明な「マルチケース」と白い「切替室」があります。マルチケースは見た目よりも大きく、長ネギが長いまま入りますし、キャベツを1玉入れることも可能です。

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長ネギや白菜など長めの食材も、キャベツ1玉も入ります

切替室は、0℃、2℃、4℃と温度設定ができ、保存したい食材にあわせて温度を変えられます。4℃で「野菜室」として使ったり、0℃で生肉などを保存する「チルド室」として使ったり、2℃の低温設定で乳製品や発酵食品の保存庫として使ったりと自在です。

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0℃は、生肉や生魚などを保存するのに最適

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納豆のパックも3つ重ねてはいる高さ。2℃の時は、ハムやソーセージ、豆腐、納豆、ヨーグルトなどの保存がオススメ

扉のボタンで切替室の温度設定を行ないます。誤操作防止にロックされるため、毎回ロック解除をしてから操作します

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4℃は、バターやチーズ、卵、惣菜、リンゴなどの果物、調味料を入れるのに最適

筆者の場合、週のはじめに献立を決めてから買い物をするので、冷凍した肉類などが多い時は冷蔵室が野菜で溢れがちになります。そうした場合は、切替室を4℃に設定して野菜室がわりに使うことができ、便利でした。

ほかにも、年末年始などで消費期限が短い食材が増えた際は、0℃に設定した切替室にまとめて入れるようにしました。「冷蔵庫を開けたときは、まず切替室の中を見る」というルールにすることで、使い忘れを防げるようになりました。

切替室の温度設定は扉のボタンで行います。誤操作防止のため毎回ロック解除が必要なので直感的には分かりにくく、最初は取扱説明書で操作を確認すると安心です。

ただし、筆者は今まで独立した野菜室がある冷蔵庫を使っていて、そこに米を入れていたので、この冷蔵庫にした際に米の置き場所に迷いました。現在は切替室に入れていますが、5kgほどの米袋を入れると重く、出し入れが大変なので、ペットボトルサイズの米びつなどの導入を検討しています。

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急冷凍できるアルミプレート

冷凍室右側最上段には、アルミプレートが設置されています。このプレートの上に食材を乗せ、扉の「急冷凍」ボタンを押すと、食材を素早く冷凍します。 ニトリの担当者によると「強力な冷気(約ー32℃)とアルミトレーを活用し、食品を素早く凍結させることで、おいしく冷凍できる」とのこと。なお、この部分は独立して囲われているわけではなく、食材の温度の影響が周囲に及ぶ可能性があるため、ご飯などはしっかり冷ましてから急冷凍することが大切です。

ほかにも、冷蔵室を急いで冷やす「急冷蔵機能」を備えており、買い物後に食材をたくさん入れた時などに一気に庫内を冷やせます。また扉の操作パネルには「製氷」「急製氷」ボタンがあり、氷を作る時に活躍します。

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食材をアルミプレートにのせ、急冷凍スイッチを押すと短時間で冷凍できます

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製氷用の給水タンクは冷蔵室の中に。タンクと貯氷ボックス、スコップは外して洗えます

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約2時間ごとに氷が10個ずつできます。急製氷の場合は、約1時間で10個ずつ作れます

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食品の整理がしやすい冷凍室のバスケット構造

冷凍室のバスケットは、場所によって何を入れるか決めておくと整理がしやすくなります。冷凍食品は立てて収納できるため、ラベルの確認も容易です。

筆者の場合は、「よく使う冷凍食品」「食材」「すぐには食べない冷凍食品」「その他保冷剤など」というように分け、アイスは貯氷ケースの横の隙間に入れることにしました。この場所を家族と共有しルール化することで、冷凍室を開けっぱなしにする時間がぐっと短くなりました。ちなみに、長い時間開けているとアラーム音で知らせてくれます。

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冷凍室は6つのスペースに分かれています

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冷凍食品は立てて整理ができます

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急冷凍したキノコ類や、魚などの食材を冷凍。食材が重ならないため探しやすいです

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バスケットには1人分サイズのピザが入ります

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食品と分けて保冷剤などを保存できます

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落ち着いたデザイン、マグネットも付く

カラーはシルバーとホワイトの2色展開で、部屋のインテリアにあわせて選べます。今回はシルバーをセレクトしましたが、指紋がつきやすいので、キッチンを掃除する際こまめに拭いた方がキレイに保てると思いました。

側面にはシボ加工のようなデザインが施されています。インテリアとしての好みは分かれそうですが、前面も側面もマグネットがつくので、目に付く場所に貼っておきたい書類などの管理に便利です。

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シンプルでしっかりとした基本性能の冷蔵庫

他社の大型冷蔵庫では、冷凍時の霜付きを抑える機能や粗熱を取る機能、湿度や炭酸ガス濃度をコントロールして野菜の鮮度を長持ちさせる機能など、各社とも「鮮度保持機能」を競っています。一方、本機にはそういった特別な機能は搭載されていません。シンプルに「食材を冷やして保存する」という基本に絞った冷蔵庫です。

バスケット式の冷凍庫は整理がしやすいですが、食材の大きさや量によっては容量が足りなくなることもありそうです。大物食材のお取り寄せや、大量の冷凍食品をストックする人は、冷凍室のバスケットサイズを確認することをおすすめします。場合によっては、深さや幅のある冷凍室を備えたモデルの方が適しているかもしれません。

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扉の中央にある仕切りで隙間から冷気がもれにくくなっています

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幅や高さに注意。搬入経路や設置場所を要確認

1~3人世帯だと安心のサイズですが、4人の場合は食材のストック量によって容量が足りるかを確認するのがおすすめです。また、奥行きは薄いですが幅をとるため、設置スペースや搬入経路の確認を忘れずに行いましょう。

食品鮮度保持に関する特別な機能はなく、シンプルな機能を求めている人に向いています。長期冷凍をすると霜も付きますし、野菜も徐々に乾燥していきます。そのため、頻繁に買い物に行く人や、短い期間で食材を食べきるライフスタイルの方に合っています。

また観音開き(両開き)タイプのため、左右のドアの隙間から冷気が逃げないよう、隙間を埋めるための「回転仕切り板」が中央にあります。構造上、開ける時は右側のドアから、閉める時は左側のドアから行う必要があり、順序が逆だと扉が閉まりにくいことがあります。最初のうちは力加減が分からず左のドアが開いてしまうことがありましたが、ここは慣れが必要だと思います。

省エネ達成率は100%で現行の基準を満たしており、410Lクラスとして見れば日常使いとして安心できるレベルです。食品の収納や整理のしやすさなど基本性能がしっかりしているため、新生活で初めて冷蔵庫を買う人が、自分の買い物スタイル・生活スタイルを把握するための「ベースの1台」として選ぶのも良さそうです。

Text:伊森ちづる
Photo:下城英悟(グリーンハウス)

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家電・家電量販店ライター
伊森ちづる

家電流通業界向け雑誌記者を経て、フリーランスのライターへ。家電量販売員や幹部などへの取材のほか、家電メーカーへの開発者インタビューなども行う。実際に自分でも家電を使い、売り手とユーザー両方の視点から記事を執筆する。販売ツール監修、省庁・自治体に対して家電に関するレクチャー、WEBやTVなどで情報発信も行う。最近の関心はテクノロジー×ヘルスケア、テクノロジー×教育。クラシック音楽が好き。
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