「CGも映像もサクサク処理できるのに、こんなに薄くて軽いPCがあるなんて」 これまでのノートパソコンでは考えられなかった、そんな驚きの体験をASUS ProArtシリーズは叶えた。パワフルな性能と驚きの携帯性を両立させたこの一台が、クリエイターのひらめきを、いつでも、どこでも作品へと直結させる。 ここでは実際に、映像ディレクターの有馬尚希さんにASUS ProArtを一週間使用してもらった。彼の日常はどのような変化がもたらされたのか。その答えを探る記録をどうぞ。

有馬尚希 / アリマナオキ
1996年生まれ、映像ディレクター。
友人のバンドのライブを観に行ったことをきっかけに映像制作に興味を持ち、20歳頃から独学で動画撮影を開始。その後、映像の専門学校に進学し、卒業後は、映像制作会社にてミュージックビデオやライブ撮影などを経験。現在はクリエイティブユニットMargtのアシスタントを務める傍ら、ミュージックビデオの監督やVJなど個人でも活動中。実写の映像と3DCGをミックスした映像制作を得意とする。
Instagram:@a7oki
過去にディレクション / 3DCGを手がけた作品

デスクから解放される。旅先で、カフェで、ひらめきが生まれたその場所が、そのまま仕事場になる。そんな自由な働き方を叶えてくれるのが、ProArtシリーズだ。重さ約1.35kg、厚さ1.59cmという、驚くほど軽量でコンパクトなボディが、創作のフィールドを無限に広げる。

「フルスペックが備わったパソコンなのに、こんなに薄くて軽いことにびっくりですね。マットブラックの質感も、他のパソコンにはあまりないルックスだと思います。高性能なパソコンって、初期設定が面倒なイメージがありましたが、今回は迷うことなくスルスルと設定が進んだので、5分くらいで終わりました」

「ポートもたくさんついているので便利ですね。これなら、外部モニターを繋ぎながら、SSDやペンタブレットも同時に使えるので、作業効率が上がりそうです」
「スペックの低いパソコンでは、Premiere Proなどの動画系の重たいソフトを使用すると処理がとても重くなっちゃうんですが、このパソコンは、グラフィックモード※1が搭載されているみたいで。3DCGを作るBlenderも軽快に動かせます」
※1 高い映像処理能力により、3DCGの制作や動画編集などの処理をスムーズに行うことができるグラフィック処理機能。

ASUS DialPadは、クリエイティブな作業をよりスムーズにするためのホイール型入力インターフェース。たとえばPhotoshopと連動させれば、ブラシサイズや彩度、画面の明るさといった調整を、ダイヤルを回すだけで直感的に変更可能。また、音量調整や縦スクロールなど、様々な操作を割り当てることもできるので、使用頻度の高いアプリを事前に登録しておけば、いつでもどこでも、すぐにその機能が使える。

「動画編集ではAdobeのPremiere Proをよく使うのですが、ジョグ操作でシーンを切り替えたり、オーディオを調整できたり、さらに細やかな微調整が効くので、ASUS Dialがあれば作業がだいぶ効率化されます。これはすごい!」


ProArtシリーズは、NVIDIA® Studio認定ノートパソコン。何が変わるかというと、GeForce RTX™ 40シリーズ Laptop GPUが搭載されていることにより、強力なグラフィックスとストレスのないAIパフォーマンスを提供してくれる & AMD Ryzen™ AI 9 HX 370プロセッサーにより、卓越した処理能力も発揮する。さらに、AIを駆使したクリエイティブ機能に対応しつつ、堅牢性も高く、バッテリーも長持ち。これにより、いつでもどこでも、気軽にクリエイティブな創造を可能にする。
「何か作ろうと考える時や、作業に行き詰まった時は、散歩をして気分転換するようにしています。そうすることで、新しい発想につながるんです。ProArtシリーズは、軽くて丈夫なので、気軽に持ち運べる。一緒に散歩に行って、閃いたアイデアを鮮度の高いうちにクリエイションへ落とし込めるので、とても便利です」


「普段は大きなWindowsのデスクトップを使用して作業を行うことが多いので、納期が迫っている時は、家にこもりっきり。そうすると、かなり鬱屈した生活習慣になって、心も体も疲れちゃうんですよね。CGはパソコンに負荷のかかる作業で、容量も必要。これまではノートパソコンのような小さいものでやるのは無理だと思っていました。でも、ProArtシリーズはグラフィックボードが優秀で、処理能力も速い。だからCG作業にも最適です。外出時にも作業ができるようになったことで、働き方の幅が広がりました。また、メモリも32GBあるので、容量の大きい実写映像の編集にも使えると思います。


どんな場所でもストレスなく自由に作業ができ、PC本体に搭載されたASUS DialPadによって効率化も実現。ProArtシリーズとともに日々を過ごす中で、実際に新しい閃きが生まれた。
「今朝、撮影した原宿の交差点を背景に、AIで生成した人物を3Dモデルに変換して配置しています。CGって、和のテイストのオブジェクトが少ないのが悩みだったりするんですけど、今回は舞台を原宿にしようと思ったので、AIでアジア系の顔立ちの人を作ってみました」
「今回は、空間に立体的なオブジェクトを配置できる3DCGソフト、Blenderを使って制作したのですが、最後の仕上げとして、浮遊させている人物の配置を整えていきました。全体のバランスを調整するときは、ビュー画面モードで確認するのですが、ASUS DialPadを使えば、細かな視点変更がとてもスムーズにできました」


1週間の創作記録もついに最終日。完成した作品について伺いつつ、ASUS ProArtシリーズとともに過ごしたリアルな感想を聞いた。
──1週間、ProArt PX13を使用してみてどうでしたか?
「正直、今までノートパソコンを使う機会はあまりなかったのですが、すごく軽くて、性能もめちゃくちゃいいですね。通常、作業をする時はマウスや外部モニターといった付属品が必要になってくることが多いですが、ASUS DialPadが搭載されていることで、この1台で完結できる感覚があります。驚きました」
──普段はデスクトップパソコンを使用されているとのことでしたが、画面の小ささは気になりませんでしたか?
「画面は小さいけれど、発色がとても綺麗で見やすいので、そこまでストレスに感じることはありませんでした。それ以上に、場所を選ばず仕事ができるメリットが大きいです。家で引きこもって作業をしているだけでは出てこなかった新しいアイデアが、外に出ることで生まれる。AI処理が外出時でも圧倒的に速いことにも感動しました」
──今回はAIを使って作品を作っていただきました。作品について詳しく教えてください。
「仕事でも頻繁に訪れる原宿にフォーカスした作品です。原宿って、個性的な人が多くて、自分を表現することを楽しんでいる人たちが集まるイメージです。そんな人たちが重力から解放されて浮遊している絵って面白いんじゃないかと思って。今回はコンセプトよりもビジュアル先行で制作したのですが、面白い絵になったんじゃないかなと思います。」
──どんな時にこのアイデアが浮かんだのですか?
「散歩している時に、ふと『人が浮遊していたら面白そうだな』とひらめいたんです。そこからリファレンスを集めて、少しずつアイデアを形にしていきました。その時もこのパソコンを持ち歩いていたので、思いついたアイデアをその場で調べて、より具体的に固めることができました。いつでもパソコンが使えることで、アイデアを形にするスピード感が早くなり、より多くの作品を生み出せそうです」
──特にこだわった点は?
「背景の原宿は実写で、浮遊している人物はAI、という実写とAIを組み合わせて作っているところが、自分らしい作品なのかなと思います。CGだけを専門にしている人だと、実写と組み合わせた作品作りはあまり思いつかないかもしれません」
──今後、作ってみたい、挑戦してみたい作品や表現はありますか?
「普段は実写のディレクターもやっているので、実写とCGの組み合わせという自分の個性を生かして作った作品が、もっと多くの人の目に触れる機会を増やしていきたいですね。そのためにも、技術の向上がマストだと思うので、今はひたすら作品を作り続けていきたいです。どこへ行くにも一緒に行けるPCがあれば、インプットを怠ることなく、すぐにアウトプットに繋げられるので、今の自分にとって、ProArtはなくてはならない存在です」
