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“一家に一台”の時代もすぐそこ?

最新ルンバが今、欲しい理由

author: 山梨幸輝date: 2024/05/02

春は家電の季節だと思う。

家電量販店がこぞって新生活応援キャンペーンを行い、友人も引越しを期に買い替えたドラム式洗濯機の魅力を話してくれたりする。いつも以上にQOLへの関心が高まっている今、一番気になるのがロボット式掃除機。多くの知人から頻繁に“買った”と聞く気がするからだ。調べてみると、アイロボット社が手がける「ルンバ」や「ブラーバ」は今や日本の10家庭に1台が持っているというのだから、その感覚に間違いはなさそうだ。

“最近のロボット式掃除機ってそんなにいいの?”と驚いた矢先、新作のルンバ「Roomba Combo™ Essential robot」がリリースされるという耳寄りな情報もゲット。この好機を逃すまいと、4月18日に行われた「アイロボットジャパン 新製品プレス発表会」に潜入してきた。

掃除の時間、なにしよう?便利でリーズナブルな新作ルンバ

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「Roomba Combo™ Essential robot」3万9300円

アイロボット社員の製品説明を聞く中で、まず覆されたのはルンバへの固定観念だ。

“自動で動く掃除機”くらいの認識でいたら、「Roomba Combo™ Essential robot」は拭き掃除にも対応。ただゴミを吸ってくれるだけでなく、付属の給水タンクと専用パッドによって床をピカピカにしてくれるのだ。

漠然と抱いていた“掃除のやり残しがありそう”というイメージも「Roomba Combo™ Essential robot」は鮮やかに裏切ってくれた。本体中央の「シングルアクションブラシ」が効率的にゴミを集め、手前についた「エッジクリーニングブラシ」が壁際や家具の脚回りもしっかり清掃。そして小型ながらパワフルな独自設計のモーターが一気に吸引してくれるのだ。さらに、センサーが家具や段差を感知することで、障害物にぶつかって止まったり、階段から落ちてしまう危険もないという。

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「それだけ高機能なら値も張るのでは?」という不安もあったが、価格はなんと税込みで3万9300円。バイト代や初任給でも頑張れば手が届く金額だし、掃除の時間を勉強や趣味に充てられると考えれば投資する価値は十二分にありそうだ。

さらに、ルンバといえば黒のイメージがあるが、「Roomba Combo™ Essential robot」は清潔感のある白も展開。12年前にリリースされたカラーの復刻というのもそそられるポイントだ。充電ステーションや電源コードまで白で統一されているという徹底具合にも、アイロボットの高い美意識を感じられる。

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アプリを活用すればもっと快適に。“未来”感じる機能も搭載

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ユーザーの暮らしにとことん寄り添う機能にも注目したい。清掃方法は「掃除機がけのみ」「拭き掃除のみ」「掃除機と拭き掃除の両方」から選択可能。吸引する際のパワーや拭き掃除で使う水の量も3段階から調節できるので、大きな音を立てたくない作業中や、しっかり掃除したいホームパーティの翌日など、幅広いニーズに応えてくれる。

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拭き掃除用パッドはマジックテープ式で簡単に取り外し可能。洗濯機にも対応している

清掃する曜日や時間をお好みのスケジュールでカスタムできるのも魅力。さらにスマートスピーカーとリンクさせたり、専用アプリを活用すれば本体に触れずに清掃を開始できる。例えば外出中に親や友人から突然「今から家に行っていい?」なんて連絡があっても心配ご無用だ。

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そして専用アプリでは、「この部屋ならこの吸引力が適切です」「花粉の季節なので清掃回数を増やしましょう」などのアドバイスもしてくれるという。もはやSF映画の秘書ロボットを彷彿とさせる“至れり尽くせり”具合だ。

新作ルンバは他にも。幅広い生活に応じたラインナップ

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「Roomba Combo™ j5+」10万8700円

さらに「Roomba Combo™ j5+」などの上位モデルも同時にリリース。最大で1年間、本体のゴミ捨てをしなくてもいいという驚きの機能や、置いてあるだけで部屋をエレガントに彩ってくれそうなデザインなどを見ていると、“もっと広い家に住んだら、これも手に入れたい!”と野望がむくむくと膨らむ。

アイロボットジャパンのスローガンである“1家に1台ルンバ”がどうやら現実味を帯びつつあることが分かった今回の発表会。早く我が家にも「Roomba Combo™ Essential robot」を迎え入れて、その魅力を友人に語りたい思った。

Edit&Text:山梨幸輝
Photo:大内カオリ

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編集者/ライター
山梨幸輝

編集者/ライター。大学時代にファッションブランド・writtenafterwardsでのインターンを経験し、卒業後にフリーランスとして活動を開始。雑誌やWEBメディアでの執筆や編集、ブランドのカタログ制作などを行う。
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