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ヒゲを剃る男性に爆売れ中!?

「敏感肌コスメ」がメンズ美容の新しい選択肢に

author: 藤村 岳date: 2022/02/20

ヒゲを剃るという行為は、男性にとってどこか特別なもの。やらなければならないという義務感もありながら、自分の顔とまじまじと対峙する数少ない貴重な時間でもある。そして剃り終えた後のあの爽快感と高揚感は何物にも代えがたい。

しかし、ヒゲをカミソリで剃るたびにラップ1枚分とも言われる極薄の角質も一緒に削り取ってしまうのも事実。よいことは肌がクリアになってツルリとするし、悪い面はバリアがなくなって荒れやすくなる。それがひどくなると“カミソリ負け”になる。あまりに深剃りを追い求めると、肌を傷つけてしまう。かといって、きちんと剃らないとだらしないというジレンマに陥っている男性は多いだろう。

専用コスメ市場が拡大している“敏感肌”って何?

さて、そんなデリケートな男性の肌にスキンケアから新しい選択肢が登場している。それが“敏感肌コスメ”と呼ばれるものだ。以前から存在していたが、男性にも注目されてきたのはここ数年のこと。特にいち早くスキンケアを習慣化した美意識の高い男性たちの中で徐々にではあるが、その存在感が増してきている。

そもそも敏感肌とは医学的な定義ではなく、一般的に肌のバリア機能が低下し、刺激に対して敏感に反応してしまう状態のことを指す。紫外線や花粉といった自然由来の刺激もあれば、特定の香料や鉱物油、PM2.5などの化学物質に反応する場合もある。そこに睡眠不足やストレス、食生活の乱れなどの生活習慣が加わることによって症状が悪化することもある。それらが複合的に作用することも多く、現代人ならいつ、肌がそういう状態になってもおかしくない。男女や年齢を問わず、“敏感肌リスク”は高まっている、といってもいいだろう。

そこで乾燥や肌荒れをくり返す“弱バリア肌”に着目したブランドであるエクスバリアの方にスキンケア市場のニーズについて話を聞いてみたところ、「幅広い年齢層でスキンケアに求める機能に低刺激・敏感肌対応、保湿も重視しているというデータがあります」とのこと。実際のところ、同社の通販会員で2020年から2021年にかけて男性はなんと125%の増加が見られたそう。気になる男性たちの購入アイテムのベスト3は、基本の化粧水、ゲル、クリームだとか。この売れ行きからも肌状態に気を配りつつ、しっかりとスキンケアをしている様子がうかがわれる。

さらに、新型コロナにより2年ほど続いたマスク生活でこすれや蒸れといった物理的な刺激のみならず、精神的なストレス過多によっても肌荒れが助長された。ますます肌トラブルに対応できるスキンケアの需要が高まっているというのが現況だ。

肌が発する声なきメッセージを敏感に読み解く

筆者は前々から指摘しているが、男性も自分の顔や肌ときちんと向き合うべきだ。肌は声にこそ出さないが、実は体内の様子を雄弁に語っている。光対策不足によるシミや乾燥による小ジワ、睡眠不足からのクマなど、その原因と結果が肌上で手に取るようにわかる。敏感に刺激を受け取ってセンシティブに傾いた肌もどこかにその原因があるず。男性たちよ、毎日、鏡で己の顔を観察して、皮膚がSOSを発しているならそのメッセージをキャッチできるようになって欲しい。

もし貴兄に「少し荒れているな」「最近、いつもの化粧水がしみる」「ヒゲ剃り後に赤くなり、その状態が続くようになった」などいつもと違う肌トラブルの自覚があれば、敏感肌に対応するコスメにスイッチして様子を見るのもよいだろう。そのまま放置しても改善することはほとんどなく、適切なケアが必要なのだ。

そこで、以下に筆者がお勧めする敏感肌でも頼もしいコスメをご紹介しよう。

まずは、基本の化粧水。こちらは、九州の一部の特別な湧き水と地下水に生息するスイゼンジノリから抽出し、擬似バリア膜を形成する天然高分子の“サクラン™”を配合したもの。この成分は保水力に優れているため、肌の水分蒸散をしっかり防いでくれる。また、弱バリア肌を立て直す“うるおいバリア成分”も配合されている。ややしっとり~とてもしっとりと3つの質感を選べるのもうれしい。150ml 4400円(コーセーグループ ドクターフィル コスメティクス)

イハダは肌トラブルをセルフコントロールできるとして有名な資生堂薬品のシリーズ。

そこから美白ラインが登場。神経細胞に刺激が伝達されると知覚過敏状態になり、メラニンの過剰生成が起こる。そこでリスクを抱えた肌にこそシミやソバカスのケアが必要なのだ。これは“ワセリン”で湿潤環境を作り、“抗肌あれ有効成分”で炎症を抑えつつ、メラニンにも働きかける“m-トラネキサム酸”でケア。みずみずしいテクスチャで男性でも使いやすい。医薬部外品。2月1日発売。 135ml 2090円(資生堂薬品)

肌のバランスを整えるCBDは今、美容業界で最もホットな成分のひとつ。大麻草の成熟した茎や種子のみから抽出・製造されるものだが、日本国内に流通している製品に違法性はないのでご安心を。注目は敏感な肌に穏やかに訴えるCBDに加え、肌を落ち着かせる“アロエベラ液汁”や“ヒアルロン酸”や“グリセリン”などの保湿成分をたっぷりと配合したクレンザー。また、5種類の“ヒト型セラミド”をバランスよく配合したハンド&ボディ用のモイスチャライザーも優秀だ。パラベンや合成着色料などの刺激物質7つを含まない処方で、セット使いがお勧め。左:350ml 3990円、右:350ml 3410円(パーソナルケアアジア)

製品貸与:コーセー、資生堂、パーソナルケアアジア

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男性美容研究家
藤村 岳

編集者を経て独立。各種メディアへの出演、雑誌やウェブメディアへの執筆、講演、All Aboutではメンズコスメガイドを務める。またメンズ美容のコンサルタント、コスメプロデューサーとしても活躍。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』などがある。2021年よりDMMオンラインサロンにて「藤村岳の自分を整える身だしなみ講座」をスタート。
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