ムダ毛が気になる季節がやってきた。すでにクリニックやサロンで脱毛は済ませた人も多いと思うが、最近は「サロンクオリティのムダ毛ケアができる」という家庭用脱毛器(光美容器)も増え、自宅で簡単にムダ毛ケアができるようになってきた。
日本で家庭用脱毛器といえば、やはりパナソニックとヤーマンが高機能だが、ここ数年は新興メーカーの高機能化も目覚ましい。中でも、「ここまでハイパワーで3万円台?」と驚いた家庭用脱毛器があるので、こちらを紹介したい。
やわらかいエネルギーを広範囲に奥まで届けて、濃いヒゲからウブ毛まで
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その商品は、アンドワンの「OPUS BEAUTY 03 Power Pro」。知名度は低いが、愛知県名古屋市の美容家電メーカーで、エステサロンなど業務用機器を手がけてきた実績を持つ。本製品も医学博士監修のもと、肌への負担を軽減しながらしっかり効果が出ることにこだわって開発されているという。
家庭用脱毛器は一般的に、黒い色に反応して熱を伝える作用のある「IPL(インテンス・パルス・ライト)」と呼ばれる光を照射し、黒い毛の毛母細胞にダメージを与えて毛が生えるスピードを遅らせているが、パワーが強すぎると熱さや痛みを感じやすく、特に男性のヒゲやすね毛に使うには慎重にならざるを得ない。また黒に反応するため、色素が薄いウブ毛の脱毛にも向いていない。
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一方、本製品は業務用脱毛技術「THR方式」を採用。1本1本の毛に熱を与えるのではなく、やわらかいエネルギーを広範囲に奥まで届けるため、熱さや痛みを感じにくく、濃いヒゲやすね毛にも使いやすい。
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さらに黒い毛に反応する仕組みではないため、ウブ毛にも使えるのだ。しかも照射口自体が冷却プレートになっており、照射と同時に2.4度の低温で冷却するため、より熱さを感じにくく、刺激によるほてりも瞬時にクールダウンできる仕様となっている。
性別、年齢問わず使用できる2モードを搭載
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本製品が従来のメジャー製品に比べて良さそうだ、と感じたのは、時代のニーズに合った機能を搭載している点だ。例えば家庭用脱毛器でよく聞かれるのが「子どもに使っていいの?」「ヒゲにはどのぐらいの出力でやればいい?」という質問だが、それぞれ「ジュニアモード」「パワーモード」を用意しているので分かりやすい。
またランプの寿命も気になるところだが、本製品は残り照射回数がカウントダウンで表示されるため、全身の照射で何発使うか、予測もできる。何より、照射口が冷却プレートになっているのが斬新だ。
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このように、ユーザーのニーズに柔軟に応えられるところも、既成概念に囚われない新興メーカーならではの強みだと感じている。