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ドラレコいる派? いらない派?

「ガーミン」はオルタナティブなドラレコの選択肢

author: 澤村 尚徳date: 2022/07/10

クルマに取り付けるカーエレクトロニクス製品は、購入する際にワクワクする。しかし、だ。唯一テンションがどうにも上がらないものがある。それがドライブレコーダー。絶対に必要かといえば、そうでもないところに要因がある(と見ている)。事故を起こすかも、あおり運転に出くわすかも、人が飛び出してくるかも…という万が一の事態に備えて装着するアイテムであり、“もしも”のことがない限り、ほぼ出番がないからだ。

小型で目立たない大きさがいい

運転席から見ると、ドラレコ本体はバックミラーの後ろに隠れてほぼ見えない

そうはいってもやっぱり、昨今の自動車トラブルの多さを見ると“必要かも”とならざろうえないところもある。というわけで導入したのは、ガーミンの「Garmin Dash Cam 47Z」。GPS通信機器のパイオニアがリリースするコンパクトなドラレコだ。

乗っているクルマが古くて小さいこともあり、電子機器であるドラレコはそもそも似合わないし、ましてや本体モニターを見ることはないので大画面も要らない。選ぶ基準は、映像がちゃんと写るか、もしもの時に映像を手軽に取り出せるか、そして運転の邪魔にならないか。もちろん、クルマの雰囲気を壊さないというのが大前提だ。

ガーミンのこれはコンパクトで、装着時に存在を感じさせない点がいい。デザインも乗っているクルマ同様にカクカクしているし、外から見た時に、ドラレコにデカデカと存在感のあるメーカー名がないところも気に入っている。

必要にして十分な機能が揃う

ドラレコは、コムテックやユピテル、ケンウッドなど、錚々たるメーカーが多彩なモデルをラインナップ。4K映像だったり、大画面であったり、360°録画だったり…ハイスペックなモデルも多い。さすが日本のメーカーだけあって、考えうるあらゆる機能が満載されている。

スマホとアプリ「Garmin Drive」とを接続すれば、ライブビューで確認できる。ただし、ライブビュー中は録画が停止されるので、発進前の後方確認などに留めておきたい

いざという時に証拠を残すためのアイテムだけに機能は大事だが、使いこなせなければ意味はない。その点、これはちょうどいいのである。フルHDの前後2カメだし、GPS内蔵だし、ボイスコントロールもできる。アプリを通してリアカメラのライブビューだって見られる。録画した映像を確認したい場合は、アプリにサムネイルが表示されるから必要な映像を選んで確認すればいい。他社の最上位モデルほどハイスペックではないものの、かゆいところに手が届く機能は充実している。

アプリのダッシュボードから、【ビデオと写真】を選択すると映像や静止画の一覧が表示される。サムネイルを選択すると映像や静止画を再生できる

とはいえドラレコを装着して以来、録画した画像を確認したことはない。じゃあ、要らなかったかと問われれば、さにあらず。どちらかというと手放せなくなっている。それは「前方衝突警告」「車線逸脱警告」「前方車両発信アラート」「スピードカメラアラート」といった安全運転をサポート機能が装備されているから。画面(見えないが)と音で知らせてくれるので、運転に注意しよう! って気を引き締められるのがいい。

バックミラーをのぞくと、リアカメラが稼働している赤いLEDランプが点灯している

だから「Garmin Dash Cam 47Z」はもはやクルマの一部だし、バックミラーに映る赤く小さなリアカメラの輝きが安心“感”をもたらしてくれる。結局、ドラレコは心の不安を取り除いてくれるお守りみたいな存在なのかもしれない。

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編集者
澤村 尚徳

大学卒業後、雑誌、書籍をはじめ、さまざまな紙媒体の編集に携わる。2017年、全国誌の編集長からITベンチャーに転職。コンテンツ作成、イベントプランナー、オウンドメディア編集長を経て、現在、出版社系Webメディア編集長。コンテンツ作りや体制作り、データの分析・活用など、企業メディアにおけるお悩み解決もしている。
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