MENU
search icon
media
Beyond magazineでは
ニュースレターを配信しています
検索
Tags
  1. TOP/
  2. ANNEX/
  3. 飛行機の中で使って感動! ゼンハイザー「MOMENTUM」シリーズの素晴らしさ
ANNEX

海外出張の相棒はこれしかない

飛行機の中で使って感動! ゼンハイザー「MOMENTUM」シリーズの素晴らしさ

author: 山本 敦date: 2022/10/05

先日、筆者は取材でアメリカへ出張する機会がありました。飛行機に乗る旅は久しぶりです。機内で音楽や映画を快適に楽しむため、張り切って最新のノイズキャンセリングイヤホン&ヘッドホンを用意しました。ゼンハイザーのMOMENTUM(モメンタム)シリーズです。コロナと共生する時代の海外出張を快適に過ごすため「旅のオーディオ」はどのように選ぶべきなのか考えてみました。

再び活発化しそうな空の旅に備えて

出発の直前、8月末に日本政府が改定した新型コロナウイルス感染症に関する水際措置の要件は、それを海外に渡航する旅行者が満たしていれば出国時·帰国時の負担が大幅に軽減される内容でした。海外諸国の中では衛生対策が行き届いているアメリカへの渡航条件は、比較的早い段階から改善されてきたこともあり、今後はビジネスによる往来を中心に日本と米国との間で空の移動も活発化しそうな機運を感じました。

2020年の春から2年半続いてきた新型コロナウィルス感染症によるパンデミックの間、アクティブノイズキャンセリング機能(以下、ANC)を搭載するイヤホン・ヘッドホンは在宅ワークの必須アイテムとして注目されました。でもその前から、飛行機や電車など乗り物の騒音を軽減してくれる「旅グッズ」としても広く知られています。

ANCとは、音楽や映画のオーディオコンテンツを聴く際に不要な環境ノイズを電気的な処理によって打ち消す機能です。「よいANC機能搭載イヤホン·ヘッドホン」の条件を3つ挙げるとすれば、遮音性能が高いこと、可搬性に優れること、そしてユーザーの好むサウンドが楽しめることでしょうか。

image

今回筆者が旅のお供としたゼンハイザーのMOMENTUMシリーズのワイヤレスイヤホンとワイヤレスヘッドホンは、それぞれ前世代のモデルから約2年を経て様々な改良を加えた新製品です。約2年ぶりとなる飛行機旅の中で、筆者もふたつのモデルを使って色んな発見が得られました。

機内ノイズをしっかりと消せる「MOMENTUM True Wireless 3」

MOMENTUM True Wireless 3は左右独立型のワイヤレスイヤホンです。ゼンハイザーの現行ワイヤレスイヤホンの中では最上位のモデルで、価格は3万円台後半です。

耳栓スタイルのイヤホンであり、なおかつ強力なANC機能を搭載しているため、飛行機のエンジンノイズをしっかりと押さえ込んでくれます。ほんの数年前まで、耳を覆って装着するアラウンドイヤースタイルのヘッドホンを使わない限り、飛行機ぐらい騒々しい場所のノイズを聞こえなくすることは困難でした。現在はゼンハイザーのMOMENTUMをはじめ、強力な消音性能を持つワイヤレスイヤホンが増えています。

image

充電ケースも手のひらサイズ。なのにイヤホンはヘッドホンに負けないほどの遮音性能を実現しています。

機内でスマホに保存した音楽を再生してみました。MOMENTUM True Wireless 3は低音が充実しているので、ダイナミックで力強いロックやジャズのバンドによる演奏をとても肉付き良く再現します。

騒音が漏れ聞こえてくるイヤホンだと、音楽はボリュームを上げないと聞こえづらくなり、長時間続けて聴いていると疲れてしまいます。映画を観る時も同様です。高い遮音効果と原音に忠実なサウンドのバランスがとても良いところがMOMENTUM True Wireless 3の大きな魅力であることを、筆者も空の旅に本機を持ち出して再認識しました。

機内でMOMENTUM True Wireless 3を使用。ヘッドホンよりも小さく、頭を締め付けられる不快感もありません。

環境に合わせたノイキャン感をつくり出す「MOMENTUM 4 Wireless」

筆者がもう1台、今回の空の旅に携行したゼンハイザーのワイヤレスヘッドホン、MOMENTUM 4 Wirelessは8月下旬に発売されたばかりの最新製品です。価格は5万円台半ば。

ゼンハイザーの最新ノイズキャンセリングヘッドホン「MOMENTUM 4 Wireless」。

ANC機能の消音効果はただ“強くかかる”だけでなく、ヘッドホンが搭載するマイクと独自のアルゴリズムにより、周囲の環境ノイズの量や種類に合わせて、ユーザーが最も心地よく感じられるバランスに自動調整をしてくれます。装着して電源を入れると、音楽再生を始めなくても飛行機の甲高いエンジン音がすうっと静まるのがわかります。

アプリのノイズキャンセリング機能の設定から「アダプティブ」をオンにすると、周囲のノイズレベルに合わせてノイズキャンセリング機能の効果を自動調整してくれます。

MOMENTUM 4 Wirelessのサウンドはボーカルの帯域がとても充実しています。張りと艶があり、余韻の抜け味も爽やか。映画やドラマのサウンドは空間描写がとても広く、伸び伸びとコンテンツの世界に入り込めました。

MOMENTUM 4 Wirelessは本体をフラットに折りたたんで、スリムな専用ケースにケーブルや航空機用変換プラグと一緒に収納します。ひとつ前の世代のMOMENTUM 3 Wirelessよりもケースが小さくなったので、手荷物に入れて持ち運びやすくなったとも言えます。

image

スリムなキャリングケースにヘッドホンのほかアクセサリーも一緒に収納できます。

ただ、それよりもケタ違いに小さなMOMENTUM True Wireless 3でも機内のノイズが十分に押さえ込めることがわかり、旅の大きな収穫になりました。これからもまだコロナと共生する時期は続き、空の旅を満喫する機会は少し限られそうです。その機会が訪れた時に、機内でも充実したエンターテインメント鑑賞や仕事時間が過ごせるように、クオリティの高いイヤホン·ヘッドホンを今から備えておくべきだと私は思います。

製品貸与:ゼンハイザージャパン

author's articles
author's articles

author
https://d3n24rcbvpcz6k.cloudfront.net/wp-content/uploads/2021/04/012.jpg

スマートエレクトロニクス・ライター
山本 敦

オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はオーディオ・ビジュアルからIoT、ウェアラブルまでスマートエレクトロニクスを幅広くカバー。ヘッドホン・イヤホンは毎年300を超える新製品に体当たり中。国内・海外スタートアップの製品やサービスを多く取材、開発者の声を聞くインタビューなどもしています。
more article
media
技術責任者のJake Dyson氏に製品コンセプトを聞く
ANNEX
date 2024/10/11