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歴史と自然に触れる宿泊体験

『箱根リトリート före & villa 1/f』で“大正時代にタイムスリップする旅”を

author: Beyond magazine 編集部date: 2024/10/22

都心から車で約1時間半、神奈川県の南西部に位置する人気エリア・箱根。山々に囲まれた自然豊かなここ箱根に、北欧モダンな「före(フォーレ)」と独立コテージ「villa 1/f(ヴィラ ワンバイエフ)」の2つの宿泊施設からなる『箱根リトリート före & villa 1/f』は、あります。
 

そんな『箱根リトリート före & villa 1/f』に、今年7月に合計7棟のヴィラが新設されました。そこで、自然と共鳴しながら住まうように泊まる『箱根リトリート före & villa 1/f』を体験しに訪れました。

箱根の豊かな自然の中に佇む、『箱根リトリート före & villa 1/f』

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『箱根リトリート före & villa 1/f』が位置するのは、箱根の中でもとりわけ豊かな自然に囲まれる高原リゾート地・仙石原。観光の拠点として賑わう箱根湯本を越えた先にあるここは、深い緑と鳥のさえずりが響くほどの静寂に包まれた、リトリートに絶好の場所。そんな豊かな自然の中に佇む『箱根リトリート före & villa 1/f』は、「före」と「villa 1/f」の2つの宿泊施設からなります。

さらに敷地の中央にある「料亭 俵石(ひょうせき)」は、実は大正3年に創業した箱根の名門旅館「俵石閣」を移築し、改装したもの。芸術家や文化人たちが作品作りのために隠れ家として利用したと言われる格式ある「俵石閣」を体験できるということで、まずは「料亭 俵石」を訪れました。

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「料亭 俵石」

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「俵石閣」は、建築家・島田藤吉氏により1914年(大正3年)に開業された温泉旅館。日本の建築様式の一つで茶室建築の手法・意匠を取り入れた住宅の様式である「数寄屋造り(すきやづくり)」の棟梁として知られた島田氏。数寄屋造りとは、格式ばらない、自由なデザインが特徴で、建物の至る所に、島田氏の“遊び心”を感じることができました。

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「俵石閣」からは見えない富士山を少しでも味わってほしいという思いが込められているそう

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当時から使われている大正ガラスや建物自体が持つ雰囲気から、歴史の奥深さを体で感じられるここは、一歩足を踏み入れただけでタイムスリップしたかのような感覚になりました。

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大正ガラスは当時のまま

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「季節のお花」は毎週変わるそう

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さらに奥へ進むと、茶室も。数寄屋造りならではのここでは、まるで当時の人々の息遣いまで聞こえてくるようでした。

全3棟37室からなるホテル「före」

続いて訪れるのは、北欧モダンなホテル「före」。施設内の美しい緑に見惚れながら進んでいくと、あっという間に到着です。

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「före」デラックスダブル(薪ストーブ付き)

全3棟37室からなる「före」は、さまざまな魅力を持つ4タイプのお部屋があり、1泊●円から宿泊可能。長期滞在にも、週末のリフレッシュにも、定宿にもぴったりのホテルです。この日も、日本国内からはもちろんのこと、海外からも多くの宿泊者が訪れていました。

テレビの音がない空間で、備え付けの薪ストーブに火を灯し、ゆっくりと自然の音に耳を澄ませれば、日々の疲れがじんわり解れていくのがわかるはず。

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また、こちらにはコンセントがついた机も用意されているので、ワーケーションにも最適。鳥のさえずりを聞いたり、四季折々の植物を愛たり……。あらゆるところに、いつもと違ったインスピレーションの種が眠っていそうです。

18棟の独立コテージからなる「villa 1/f」

続いて訪れたのは、今年7月に合計7棟が新設された、全18棟からなる「villa 1/f」。15000坪もの広大な敷地に点在したヴィラたちは、それぞれ異なる趣を持った完全独立型の客室です。

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新設された7棟のうち4つは、「料亭 俵石」の対面に建っており、歴史ある数寄屋造りの世界観を引き継いだ、所々に遊び心が垣間見える内装になっています。さらに、近景には豊かな庭、その先には俵石閣を望むことができ、その眺めはずっと眺めていたくなる不思議な魅力を放ちます。

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高窓から穏やかな光が差し込むお部屋、自然の傾斜に合わせて段差をあえて作りまるで自然と一体化したかのような心持ちで宿泊できるお部屋、数寄屋造りの世界観を引き継いだ現代モダンなお部屋など。どのお部屋を見ても、高いこだわりと土地へのリスペクトを感じます。

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高窓から穏やかな光が差し込むお部屋

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自然の傾斜に合わせて段差をあえて作ったお部屋

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数寄屋造りの世界観を引き継ぎ、天井が三角形になった和モダンなお部屋

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また、『箱根リトリート före & villa 1/f』には大浴場「onsen f」がありますが、ヴィラには広い浴槽が備わっているのも大きな特徴。

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こだわり抜かれたお部屋や備え付けお風呂でのひとときは、ずっとお部屋にいたくなる魅力で溢れています。夜は静寂や自然の寛大さに身を委ね、朝は鳥のさえずりで目を覚ます。「villa 1/f」での宿泊は、何にも変えられない特別な体験になります。

「café &lounge」と「Free bird & Terrace」での贅沢なひとときも

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「café &lounge」

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「Free bird & Terrace」

敷地内には、宿泊者が利用できる「café &lounge」と「Free bird & Terrace」もあります。「café &lounge」では無料でコーヒーなどの飲み物を楽しめるほか、厨房で毎日手作りしているという季節のフルーツを使ったケーキも楽しめます。

季節によって変わるというフルーツケーキ

また、ガラス張りの窓からは美しい水面の輝きと深い緑を楽しむことでき、滞在中たくさんの人が思い思いの時間を過ごしているのが印象的でした。

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「café &lounge」からの眺め

「Free bird & Terrace」では、広々とした空間で談笑を楽しんだり、セレクトされた本を読んだりと、ゆったりとした時間を過ごせます。

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「Free bird & Terrace」

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セレクトされた本棚

さらに、季節によってフードのサービスなどもあり、四季折々の楽しみ方ができるのも魅力。ここでなら、忙しい日々で見過ごしがちな季節の移ろいや自然の美しさを再認識できそうです。

地元の新鮮な食材を使ったレストランも

施設内にはレストラン「WOODSIDE dining」もあり、ここでは地元の新鮮な食材を薪窯で調理したシンプルでダイナミックな料理を楽しむこともできます。朝食はブッフェ、夜は薪焼きコースディナーをいただけるのだとか。

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朝食のブッフェでは、バイキング形式の料理のほか、注文形式の料理もあり、味覚でも箱根の魅力を存分に味わうことができました。

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歴史深さと箱根の魅力をまるっと味わえる『箱根リトリート före & villa 1/f』。最後に、担当者からメッセージをいただきました。

「担当者コメントが入ります」


自然と一体化するような宿泊と、大正から続く歴史を身をもって感じることができる『箱根リトリート före & villa 1/f』。ここで宿泊すれば、“癒し旅”にとどまらない、一生の思い出を作ることができそうです。

Photo:梅原美侑
Text & Edit:那須凪瑳

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Beyond magazine 編集部

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